味覚障害について
味がわからなくなったり、味覚が鈍磨したり、本来の味とは違った妙な味に感じられたりする障害を味覚障害と言います。高血圧の薬や抗生剤、その他、各種薬物の長期使用によって生じる薬剤性の味覚障害がよくみられます(薬剤性味覚障害)。また、血液中の亜鉛が不足することにより、舌の表面にある味蕾(味を感じる細胞)の新陳代謝が十分に行われなくなるために起こることも少なくありません。この場合は、亜鉛を補給する治療を行います。舌にカビが生えていて、痛みを伴ったりする味覚障害も稀ながら見られます。そうした場合は、カビを除去する治療を行ったりします。
味覚障害を招く主な疾患
ほかに、味覚障害を起こす主な疾患には、口腔内の異常としては舌炎や口腔乾燥症(ドライマウス)など、味覚障害を招く疾患には、貧血や消化器疾患、糖尿病、肝不全、腎不全、甲状腺疾患などがあります。また味覚を伝達する神経経路が異常をきたすことで味覚障害を起こす疾患には、顔面神経麻痺や脳梗塞・脳出血、聴神経腫瘍、糖尿病などがあります。こうした疾患によって二次的に味覚障害が起こっているような場合は、原因疾患の治療がそれぞれ必要になります。
クリニック概要
- 医療法人社団石和会
- 耳鼻咽喉科ヒロクリニック
- 診療科目
- 耳鼻咽喉科、気管食道科
- 院長
- 石田博義
(日本耳鼻咽喉科学会認定専門医/
日本耳鼻咽喉科学会認定補聴器相談医) - 住所
- 〒188-0011
東京都西東京市田無町4-29-8
丸保ビル4F - 最寄駅
- 西武新宿線
田無駅北口徒歩3分 - TEL
- 042-463-8711
- 各種クレジットカード対応(保険診療のみ)
※金曜午後の石田医師は美容施術のみ
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